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ラフマニノフ♪ピアノソナタ第2番

昨日は久しぶりに大学で行われた門下の演奏会を聴きに行ってきました。
私の先生のクラスの演奏会は何と言っても長いのが特徴(笑)
昨日もプログラムからしてこれは3時間コースだなって覚悟して行った程。。。
ここ最近気持ちのいい快晴なのでみんな演奏会よりは外ですばらしい天気を楽しむ方がよかったみたいで・・・お客さんは少し少なめでした。
ピアノレッスンはもう先ゼメに試験を済ました私なので長らくみんなの演奏ともお別れしていたので、昨日はすごく新鮮に聴けて、それにみんなの成長が見られて何か感動でした(笑)
では超濃密なプログラムのご紹介・・・。

Bela Bartok / Sonate (1926)
Frederic Chopin / Scherzo cis-moll op.39
Maurice Ravel / Gaspard de la nuit
Sergej Rachmaninow / Sonate Nr.2 b-moll op.36
Claude Debussy / L' Isle joyeuse
Maurice Ravel / Miroirs
Max Reger / Variation und Fuge ueber ein Thema von J.S.Bach op.81

すごいでしょ?(笑)
でも昨日はどっこい約3時間かかったにもかかわらず、そんなに長く感じませんでした。
もう私も麻痺してきてるのかな?
レーガー以外はもう何度も聴いたことのある曲。
でも弾く人によって全然印象が違うのでおもしろいんですよね。
今日はこのプログラムの中からラフマニノフを取り上げたいと思います♪




ラフマニノフ♪ピアノソナタ第2番_e0120020_6312393.jpgセルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)はロシアの作曲家&ピアニスト。
12オクターヴをつかめたっていう超大きな手を持っていたらしいです。。。
作曲家の中には死後有名になる人が多いですが、ラフマニノフは現役時代から有名になり名声を得た人です。
特に彼のピアノ協奏曲は大人気♪
ピアノ協奏曲第3番の後に書かれたこのピアノソナタ第2番は後期ロマン派の特徴の調性を曖昧にすることはなく、しっかりと変ロ短調で作曲されています。
エネルギッシュで、でもとってもロマンチック。
ピアニストにとっても人気のソナタですよね。
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893)を尊敬していたラフマニノフ、このソナタは1913年の夏、ローマでチャイコフスキーが長く使用していた部屋で作曲されたそう。
ラフマニノフ自身による少し短くなった改訂版が物足りなかったヴラジミール・ホロヴィッツ(1903-1989)は自分でオリジナル版と改訂版を融合させたまた新しい改訂版を作ったそう。
ラフマニノフはホロヴィッツを『自分よりも上手にピアノ協奏曲第3番を弾くピアニスト!』と賞賛していたらしいので、彼の改訂版も快く承諾したのかな?
日本の大学の卒試でこのソナタを弾いてた人がそういえば多かったなぁ~。
そういや、日本人ってラフマニノフが好きですね。
ドイツでも日本人の弾くラフマニノフしか聴いたことがないなって今思った私でした。
やっぱりロシア人の凄みのある演奏を聴いてみたいかも(笑)

プレイズ・ラフマニノフ
ラフマニノフ(セルゲイ) / / BMG JAPAN
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by musiktraeume | 2007-06-08 23:23 | Klavier♪ピアノ  

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